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▲マクロでメニューバーコマンドを使う▲2001.06.19 |
マクロは、表面上の処理を行うもので、内部の処理には利用できないと思って いる人が多い。 そのとおりで、VBを使えば出来ないことはないのですが、マクロでは、確かに出来ないことがいくつもあります。その部分を補うのが、関数でありもう一つが、マクロアクションの「コマンドの実行」です。 「コマンドの実行」は、マクロ作成の中のアクションにあります。主なものは次のとおりです。 (データベースを操作するもの) ・ データベースの最適化 ・ データベースの修復 ・ データベースを開く ・ データベースのパスワードの設定他 ・ 起動時の設定 (ワード、エクセル関係) ・ EXCELに出力 ・ RTFとして出力 ・ WORDに差込 ・ テキストとして出力 ・ 形式を選択して貼り付け (レコードの操作) ・ 先頭のレコードへ ・ 新しいレコードへ ・ 次のレコードへ ・ 前のレコードへ ・ 最後のレコードへ ・ 元に戻す ・ 更新 ・ 保存 ・ 検索 ・ 削除 (クエリー関係) ・ フイルタの実行 ・ フイルタ並び替え実行 ・ フイルタ並び替え/解除 ・ フイルタ並び替え編集 (印刷) ・ 印刷 ・ 印刷ビュー まだ他にもたくさんあるが、使ったことがないものなので、省略します。 よく使うコマンド 「更新」 システムの中でデータ処理をしていくと、「更新」ということがいかに重要化がわかってきます。例えば、計算で、Aに10をいれて、Bに5をいれて掛け算する場合でも、「値の代入」アクションだけでは、正しく計算されないことがあります。 数字が入っているのに、前の数字で計算してしますとか、計算しないとか、が良くありますが、この原因の多くは、「更新」の問題です。「更新」がかかるまでは、まだ以前の状態が保持されています。 したがって、前の数字で計算したり、0で計算したりするわけですが、この「更新」のタイミングが難しいところです。「更新」「保存」は同じような使い方ですが、私は「更新」で処理しています。 「値の代入」アクションの後には必ず「コマンドの実行・更新」を必ず行います。VBでは一気に「REFRESH」などで行えますが、マクロでは、マクロ内で処理しなければなりません。 だからといって、「値の代入アクション」が複数の時、いちいち「更新」をいれる必要はありません。「値の代入アクション」の最後に「更新」コマンドを入れます・ 「コマンドの実行の注意点」 コマンドの実行の多くは、メニュリストなどにあるものです。メニュリストにあるものの実行を、マクロで自動化することになります。 したがって、コマンドの実行が行われるときは、画面上がその状態になっているよう、マクロで準備をしなければなりません。つまり、「印刷」コマンドを実行するときは、印刷対象のフォーム、レポートなどを開いておく必要があります。 あくまで、コマンドの実行は、裏で処理処理を行うのでなく表で処理するからです。だから、マクロで組む前に、手操作で、メニューバーなどから確認してから、マクロに組み込むことをおすすめします。 ★前回のテーマ |
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