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▲▲MSアクセスマクロ講座 第5回▲▲ ・・クエリーは素晴らしい:クエリーを使いこなさなければアクセスを使う意味がない2・・ |
今回は、前回テーマを引き続き紹介します。前回までの重複する内容は、省略します。今回もクエリーについて紹介しますが、クエリーの基本機能を前回のまま確認します。
クエリーは、アクセス利用の基本になるものです。初心者が使うクエリー、上級者が使うクエリーと幅広い遣い方があります。 クエリーを選択、並び替え、検索などに利用するだけでは初心者、条件付、複数条件付 複数計算式などを持つデータ処理にクエリーが使えれば上級者ではないかと思います。 さてあなたは、クエリーをどう使っていますか?
以上のほかにもいろいろ利点があります。同じ処理をマクロで行うこともできますが、 非常に多くのマクロを使わなくてはならず、処理時間も大量に使われます。 今回の紹介は、ほんお一部のクエリーの機能です。
やさしかったですか?物足りませんか?あなたには、もっと先の話をしたいですね。 実は、まだ難しいという人が多いんです。つながった形で体系的にに説明できないので、 お許しください。少しでも実践的な部分を紹介したいと思っていますので。 初歩から学びたい方は、お手数ですが、後述する「アクセス超初心者講座」の受講をおすすめします。
クエリーでやる場合の、一つの制約条件になります。マクロ、VBA等で処理する場合、連続処理は当たり前のことですが、クエリーでは、そうはいかないこともあることを知りましょう。 1 テーブルにA,B,Cという数値項目がある場合、 1 B=A*10 2 C=A−B をクエリーで処理する場合、1の計算を処理するクエリーを作成し、 次に、2の計算をするクエリーを作成します。この2つのクエリーを順番実行することでCの値を得ることができるのです。1つのクエリーでいけそうですがいかないのです。 一つのクエリーでいく方法をご発見した方は、メールください。 私が紹介しているものは、私がシステム構築の中で実際に使用してきたものばかりですが、だからといって、その方法が、唯一かというと、そんなことはないと思います。私の紹介するものは、一つの提案にすぎないと考えています。え!今日はやけに、弱気じゃないか、なにかあったのか、なんて、なんにもありません。 言いたいことわかりますよね、苦労人の皆様には。 だから、よい方法が見つかれば、教えてもらって、それをまたみなさんに紹介するようなものになれば、最高かなて思ったものですから。
マクロ1とマクロ2で、テーブルを基に計算するマクロを作りました。マクロを実行すると、「データを変更します。」等のメッセージがうるさく表示されますね。 この表示を、なくす方法を話します。 マクロの最初に、アクションの「エコー、表示しない設定で」を追加。次に、アクションの「メッセージの設定、いいえで設定」を追加します。この2行を追加すれば、実行途中のメッセージは表示されなく、処理が中断されなくてすみます。 実務面では、非常に貴重なアクションです。
1 売上集計クエリー1:これは売上日別に集計するクエリーです 実務の中では、集計業務が無数にあります。日付、得意先、担当者、部門、グループ、分類毎、これらが複雑にからみあって、管理資料が作られます。多くの人は、この集計をエクセルでこなしてきています。 ここでは、アクセスでやる方法を学びます。 この売上集計1のクエリーは、売上テーブルを基に作成されます。テーブルを選択して、項目を一ずつ、設定していきます。
売上年月日を選択します。そして、そのまま、右クリックして、プルダウンメニュの「集計」を選択すると、上記のように「グループ」が表示されます。 この場合は、売上年月日毎に集計、つまり売上日報のようなものを作るので、このままでOK。
このような検索選択週計条件になる項目は、入力でなく、コンボリスト選択、リスト選択にするほうが安全です。
これで、売上年月日毎に集計するクエリーができました。 2 売上集計マクロ2 マクロでは、上記集計クエリーを実行してその結果を、売上フォームに表示する手順 を実行します。 マクロ自体は非常に小さいものです。ポイントはクエリーです。 結果は下記の通りとなります。 商品コードが#mame?ですが、無視しておきましょう。 売上年月日毎に集計表示されていますね。これを、特定の月だけ表示させるには、どうすればよいでしょう。やってみてください。
マクロ2にこの実行を設定します。 実行結果は、下記のとおりです。 日付は無視しておきましょう。商品コード毎の金額が集計されました。 このように、クエリーはいっきに処理をします、数千件のデータでも時間はそうかかりません。クエリーはまだまだおくが深いので、これから何回もテーマになることでしょう。 エクセルでは、表枠をセルと呼びこのセルに、計算他式を設定できますが、アクセスでは、クエリーを使って、その結果を、同一表または別の表に表示することになります。エクセルでは行の設定でそのセルに式を入れるので、形の固定した表になります。 アクセスでは、表の行数はデータの数により増減するので、セルという概念はありません。アクセスでエクセルのような、セル感覚の表処理(厳密には単票)もできますが、あまり意味がないことが多いでしょう。 エクセルでは行の縦横の中で設定が行われますが、アクセスでは、縦横の制約はなく、配置された場所に、他の複数の項目をからませた、式を設定できます。
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