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10.・・・リレーショナルの設定入門2 |
前回のリレーショナルについて、質問が多く寄せられましたので、 もう少し説明することにしました。 1リレーショナルのテーブルは階層型に設定できます。 前のマガジンの例で説明していきます。中心になるテーブルを生徒テーブルとします。その下に成績テーブルがあって、これは生徒番号でつながっています。前の事例では、この2階層でしたが、さらにその下に、学年成績テーブルを作れば3階層になります。必要に応じて階層を組むことができます。又、生徒テーブルの下に、教師テーブル、学校名テーブルなども階層を示しています。 2 テーブル名で、テーブルとかマスタとかの使い分け アクセスの基本名は、テーブルです。テーブル、クエリー、フォームレポートなどの名称決められていますが、作成したテーブル、フォーム等の名前は、作成が名前をつけれれます。とは言っても、子供の名前をつけるわけではないので、あまり遊び心はないほうが、あとで苦労しません。 マスタテーブルとデータテーブルを分けて名前を付けるケースがよくありますが、その場合、マスタテーブルは、名称テーブルのような変更のすくない、ベースになるものにつけます。生徒マスタテーブル、教師マスタテーブルなどです。 一方、データテーブルは、日々入力するテーブルにその名前を付けることが多いと思います。事例では、ちょっとわかりに食いですが、成績データは成績データファイルということができそうです。 会計などの、伝票データもその範疇だと思います。トランザクション(取引)テーブルというような言い方もしますが、どう呼んでもかまいません。ただ、仕事でシステムを開発する場合、開発者同士では、専門用語を正しく(又は、使い方を事前約束)しないと、大きな間違いにつながります。 3 マスタテーブルとデータテーブルの扱いのポイント ちょっと話は、ずれていってますが、リレーショナルを組むときにも関係あるので、簡単に説明します。マスタテーブルのキーコードは単一(重複しない)設定になる。データテーブルでは、IDコード(データ番号に類するもの)以外では、重複することが多い。 もちろん、生徒一人につき一つのデータテーブルということもあります。マスタテーブルの場合、必ずメンテナンス処理を考えておかなければなりません。市販パッケージソフトなどで、マスタの保守処理とか保守画面とかいって、別の場所に用意されていることが多くあります。 マスタテーブルは、新規登録、修正、削除,保存などを行う処理が必要になります。開発者が使うだけなら、ここはそ気を使わなくても、テーブルを直接いじれば言い訳ですから。でも別の人が使う場合、このマスタ保守処理は重要になります。必ず追加修正削除が発生しますが、このマスタテーブルが正しく入力されないで、システムが動かないケースは、大変多く見させていただいております。動かないソフトの原因が、このマスタ保守の際発生することを頭にいれておいてください。 次回は、リレーショナルの設定フイルドの意味についてもう少し説明しましょう。 ★サンプルのダウンロード 【今までの参考ファイル】 |
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