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7.・・・エコーとメッセージの設定 |
マクロを組むとき、必ずこのエコーとメッセージの設定のアクションを利用します。 マクロをはじめて作ると分かりますが、マクロアクションが10個あると、いちいち その実行状況が画面に表示されてしまい、連続して処理が行われません。そのとき役 に立つのが、エコーとメッセージの設定アクションです。 ●エコーアクション エコーアクションは、マクロ実行途中の、画面の表示をコントロールするアクショ ンです。エコーアクションは、選択するとエコーの設定が出来ます。これを「いいえ」 にするとマクロの途中結果を表示しない設定にない、マクロは非表示で実行されます。 エコーのを設定すると、その後ろにあるアクションはその設定に従います。エコー アクションをマクロ途中で解除することも出来ます。これは、設定を「する」に変えた アクションを解除したいところに追加すればいいわけです。 例) アクション1 Bクエリーを開く アクション2 エコー (エコーの設定:いいえ) アクション3 Cクエリーの実行 アクション4 Dクエリーの実行 上記では、Bのクエリーは表示されCとDは表示されません ●メッセージの設定アクション このアクションは、上記エコーアクションと組み合わせて利用することが多い。 クエリーなどの実行時確認メッセージを画面表示するかどうかの設定をするアク ションです。メッセージの設定アクションでメッセージの設定表示を「いいえ」 に設定すると、確認メッセージは非表示になります。簡単なアクションですが、 貴重なアクションです。 ●エコーとメッセージの設定アクションは、マクロの先頭で一緒に機械的にセットするようにしています。 ●マクロ実行中、途中画面が非表示になり処理速度も早くなります。 ●エコーアクションの注意事項 WINDOWS95、98、2000などWINDOWSバージョンに強く影響 されます。その他、画面をコントロールするアプリケーションにも影響されます。 影響されるとは、エコーが効かなくなるということです。非表示にならないこと があります。又処理が止まる、画面が真っ黒になる、フリーズするなどがバージ ョンを上げたときに起ることがあります。 定説になるようなものがなく、厄介なものになっていますが、なくてはならな いものなのです。マイクロソフト社に文句をいいたいところです。 新しいバージョンの方でエコーアクションを作り直すと上手くいくことが多いかな 程度ですが、これを知らないと莫大な労力を空費します。又印刷アクションにも影響 が出ることがあります。この場合は、印刷アクション前にエコー解除設定をするとう まくいきます。 アクセス97、と98の間にも同じようなことがありますが、解決のきめ手がなく、 ケースバイケースで対応するしかありません。 |
メール:macro@mscn.net
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