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■C型慢性肝炎の治療に新しいインターフェロン登場!
2004.08.06

C型慢性肝炎については、ニュースに取り上げられたりしますから、ご存知かもしれません。ARAのサイトでも、非常に難治性で長年苦しんでいる患者さんのコメントが寄せられております。病気についてよくわからず不安な方も多いと思われます。

ARA推薦登録医(肝臓学会専門医)によれば、『ペグインターフェロンという新たなインターフェロンも開発され、少ないリスクで大きな効果が期待できるようになりつつあります。』と大きく進歩してきたらしい。選択肢がひろがった。朗報です!

続けて
『肝炎の進展度、活動性、患者様のご年齢、ウイルスの遺伝子型や血中ウイルス量など総合的に判断し、より有効な治療が選択されるようになっています。』と仰っています。

又もう一人の先生は、その件に関して
『B型、C型慢性肝炎の治療法は新しいインターフェロンの登場により大きく変化しながら確実に進歩しています。肝硬変も全身管理、それに合併する肝臓がんの治療法の進歩により、生存率はどんどん改善されています。また、がんに対しては個々人のがんの特徴に対応し、生命の質(QOL)を重視したオーダーメイドの治療法がなされる傾向にあります。』と同じように仰っています。

まだまだ楽観は許されないが、大分希望が持てるようになってきました。うまく治療法があえば、完治も難しくはない状況です。なお一層の治療法の発展を期待しています。


参考: 
●ARA!推薦医師44: 林 毅  先生
●ARA!推薦医師33:大内 清昭 先生
●C型慢性肝炎についての当サイト患者さんの声

ARA編集担当:篠山