■【入院するとき、どの部屋を選択するかによって、入院費用は大きく変わります。
発作を起こすと激しくせき込み、最悪の場合は呼吸困難に陥り死を招く「ぜんそく」。空気の通り道となる気管支などの「気道」が慢性的な炎症によって狭くなる病気ですが、2015年7月から、気管支喘息を外科的に治療するという国内初の医療機器「アレア気管支サーモプラスティシステム」が販売開始となりました。まだ新しい治療で、日本での、病院での導入は、始まったばかりですが、保険適用をキカッケに、その導入の準備が進めれれています。
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ARA編集担当:篠山
■尿失禁はTVT手術でなおせる
最近CMで尿漏れパッドを目にすることがある。クシャミや咳などにともなう軽い尿失禁は、女性の構造上(尿道が短い)経験した人も多いはず。ARA推薦医師によれば、このようなCM放映状況は、ちょうど欧米の10数年くらい前の状況に似ていると言う。
【骨盤底筋体操】などで治ってしまえば問題ないが、そうでなくてもいたずらに悩む必要はもうない。尿失禁は手術で治せるものが大半だと医師も言っているのだから。
TVT手術は、下腹部の左右に1cmほど切開し、そこから特殊なプロピレン製のメッシュテープを入れ、尿道を支持し、尿失禁を防ぐ方法です。局所麻酔ですみ、手術時間も30分ほどです。低侵襲手術ですから、入院も数日ですみます。
欧米ではかなり普及しているようですが、まだまだ日本では信用できる施設は少ない。最近では、数は少ないですが、『女性の腹圧性尿失禁に対するTVT手術を日帰りで受けられます』という施設もでてきている。
細かなことは、『尿失禁』『TVT手術』などをキーワード検索(グーグルなど)してみると、尿失禁の種類、実施施設、などが分かるだろう。難しい症状でなければいいのだけれど、信用できる施設を探して一度相談してみてはどうだろう。
喘息は、薬で症状を抑えるのが治療の基本ですが、気管支の中を見る「気管支鏡(カテーテル)」という内視鏡を使って空気の流れを改善する方法がこの度、医療保険適用となり、ぜんそくに苦しむ患者の新たな治療法として注目を集めている。
br> 炎症を抑える吸入ステロイド薬と気管支拡張薬の併用でも発作症状を抑えることが難しい18歳以上の患者又、呼気量が低下しすぎて薬を吸うことすらできない患者並びに、薬を定期的に使用していても発作をコントロールできない、重症患者等が対象。
この治療法「気管支サーモプラスティ」は、鼻や口から気管支鏡を入れて行う。先端から電極の付いたカテーテルを出し、高周波電流で気管支の壁の内部を65度で10秒間加熱する。これにより、炎症で肥大した内壁の筋肉「平滑筋」の働きを弱め、空気の通り道を広げる仕組みです。
治療は気管支を3つのブロックに分けて行われ、それぞれ約3週間空けて実施される。所要時間は1回あたり約1時間で、1~2泊の短期入院で行われることが多い。
『気管支サーモプラスティ』は温熱療法なので患部を焼いたり切ったりせず、負担も小さい。一度の治療で効果が長期間期待できる」と医師は言う。
近畿大医学部の東田有智教授も「吸入ステロイド薬は副作用が出たり、しっかり強く深く吸えなかったりと患者によって個人差も大きい。『気管支サーモプラスティ』は薬でコントロールできない患者にとって新しい治療のオプションになる。海外の臨床試験データによると約80%に効果がみられた」としている。
「国立国際医療研究センター発表記事」
[背景]重症喘息患者に対する非薬物療法として、気管支サーモプラスティが本邦でも2015 年4月より保険適応となった。
[症例]保険適応に先駆け、当院では2例の重症持続型気管支喘息患者に対し本治療を施行した。実臨床での気管支サーモプラスティ施行経験より、本治療の適応、実際の治療方法、及び手技上の注意点や問題点、短期的な合併症に関して報告する。当院での2症例では、術後合併症として、治療局所の喘鳴、浸潤影などが生じたが1週間以内には改善した。治療効果としては、自覚症状や呼吸機能の改善が認められた。
[結論]本治療の日本人での短期的な有効性や安全性が確認された。今後は日本人での長期的な有効性や安全性の検証が必要である。
日本人 2 例の重症持続型気管支喘息患者 に対する
気管支サ ー モプラス テ ィ 施行経験 に 基づ い た報告
神奈川県立循環器呼吸器病センター
(重症な喘息症状を緩和する「気管支サーモプラスティ療法」を開始しました)
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