口コミの威力は、知れ渡っている。口コミのメカニズムは、どうなっているのか?自社のはんばいに応用できるのか。誰でも知りたい口コミマーケティングを解き明かしてくれる本を紹介します。ふけいきにも負けないヒントがきっと掴めるはず。
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内容紹介
ちょっとした違いが、なだれ現象を生む! YouTube、iPod、Nintendo DS……なぜヒットは爆発的に起こるのか? その答えのヒントをくれるのが本書の考え方。
流行現象をウイルスによる感染と見なし、その仕組みを解き明かす。 全米で200万部を突破した、マーケティング本の古典的名著の文庫化である。 【ティッピング・ポイント】 THE
TIPPING POINT あるアイディアや流行もしくは社気的行動が、敷居を越えて一気に流れ出し、野火のように広がる劇的瞬間のこと。
ヒットを作るには、膨大な予算が必要--というわけではありません。小さな変化が大きな結果を生むのです。 本書は流行現象を口コミによる感染ととらえ。そのメカニズムを解き明かします。
「少数者の法則」「粘りの要素」「背景の力」は、マーケティングに興味を持つ人には、必須の知識 先見性あふれる『ティッピング・ポイント』、待望の文庫化です。
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内容紹介
ある新製品が急激に売れたり、新刊書がブームを巻き起こしたりする原因に口コミがある。『ティッピング・ポイント』は、そのメカニズムを「感染」が劇的に広がる瞬間に着目して解き明かし、一躍注目を集めた作品である。本書はその新装版にあたる。
内容は前作とほぼ同じ。販売不振で製造中止になる寸前に一部の人が取り上げたことをきっかけに爆発的に売れた靴や、地下鉄のクリーンアップをきっかけに急激に下がったニューヨークの犯罪率といった事例から、「小さな変化」が「大きな変化」につながることをまず立証。さらに「少数者の法則」「粘りの要素」「背景の力」の3つの法則から、口コミ感染のメカニズムを解き明かしている。
前作と違うのは、ビジネスパーソンや経営者に向けに読みやすくまとめられている点。思想書の趣もあったパラグラフのタイトル表現がビジネス書風に改められ、各章の最初に要点を示したガイド文も付された。ノウハウに徹した書き方ではないが、新製品の発売に臨むなら、誰をターゲットにどんなメッセージを送ればいいかといったポイントを3つの法則から読み取ることができる。集団の人数に触れた「集団の臨界点」の論考からは、組織活性化につながるヒントが得られるだろう。
訳者は新装版に寄せて、「私たちはもう一度単純なことから考え直してみるべきではないだろうか」と不景気への処方箋を語る。「小さな工夫」からすべてが始まると主張する本書に、今を乗り越えられる一手があるというメッセージである。(棚上 勉)
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内容紹介
理由はわからないけど「これだ!」と思ったり、説明できないけど「なんか変」と感じたことはないだろうか?しかも一瞬で。 人間には、理屈を超えてわかったり、感じたりする瞬間・能力がある。心理学で注目を集める「適応性無意識」である。
本書ではそれを「第1感」(原題はblink=ひらめき)と命名した。「五感」を想定した「六感」ではなくて、「五感」の前にある無意識の反応を指す。
データを集め、熟考を重ねた判断がまちがいで、最初の瞬間的判断が正しいことはあるのだ。 冒頭のエピソード:アメリカの美術館が購入した古代ギリシャ彫刻は、さまざまな科学的検査では本物と鑑定されたが、何人かは見た瞬間、「最初の2秒」で「違う」と感じた。のちに贋作と判明するが、なぜ彼らは偽者と見抜けたのか? 見抜いた「力」は何か? 本書は、「最初の2秒」にまつわる物語である。
登場するエピソード、心理学実験を読むだけでも面白い不思議な本である。
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内容紹介
・世界の一流スポーツ選手に共通する、ある「幸運」とは?
・ビートルズやゲイツ、ジョブズが生まれた本当の理由は?
・IQ190“全米一の天才”が大成できなかったのはなぜ?
・「ユダヤ人」「移民」「服飾業」が成功する弁護士の条件だった?
・頻発した大韓航空機事故。最大の原因は“文化の違い”?
・アジア人の「数学的才能」は水田から生まれた?
・NY・ブロンクスに生まれた“秀才学校”の正体?
アメリカ人気No.1ビジネス書著者が挑む「新時代の成功論」
勝間和代さん激賞!「成功の方法・天才になる法則がつかめる本」!
『ティッピング・ポイント』『ブリンク』でお馴染み、
あのマルコム・グラッドウェルの最新刊『アウトライアーズ』が勝間和代さんの翻訳で早くも登場します。
全米では発売3ヵ月で100万部を突破した超ベストセラーを日本屈指のカリスマ経済評論家が丁寧に、わかりやすく翻訳したこの本。
その内容をひとことで言えば、「成功」の要素を“個人の資質”だけでなく、周囲の環境や文化的な側面から考察した、いわば「21世紀の成功論」です。
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内容紹介
シュガーマンのマーケティング30の法則
著者は米国のダイレクトマーケティングの世界で大きな成功を収めた人物だ。カタログ販売やテレビのショッピング番組で売り上げを左右するのは言葉の力だと言う。たった1つの表現、説明の順序、力点の置き方を工夫するだけでセールスの成績は劇的に上がると言い、そのノウハウを30のポイントに絞って明かす。また、通信販売のみならず、人的販売の現場でも応用できるように解説を加えていく。
手ごわい顧客の心を動かし、ついには購買を決めさせてしまう「心理的トリガー(引き金)」の存在を見極めろと指南する。“引き金”の1つが「一貫性の原理」だ。ある商品本体と付属品を売りたい場合、まずはシンプルに本体のみの購入を促せという。セットの価格には二の足を踏んでいた顧客も、本体を買うと決断した瞬間から一貫した購買行動を取ろうとする心理が働く。結果として「ついで買い」には寛容になると解説。また、商品に欠点がある場合は、最後に明かすのではなく、真っ先に伝えてしまうと案外納得してもらえると言う。
そのほか「顧客はまず商品を感覚で納得し、その後に理屈を求める」「その商品を既に所有する人々を魅力的に語って、『帰属欲求』を満たしてやれ」など、ユニークな助言が続く。
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