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▲レポートの分類計算機能の活用(1)▲2001.1126 |
業務の中では、累積するデータを、目的によって 1分類し 2まとめて 3小計/合計などを計算することになりますが、この一連の処理を、アクセスのレポート機能を使うと、大抵のことができてしまいます。大変便利なものです。 今回は、この機能を説明してみます。
1) 対象データの選別 レポートを作成する場合、まず、どのデータを対象にするかを決めないとなりません。この設定は、レポートのプロパテイの「レコードソース」に行います。 条件は、2つ、 「テーブル設定」か 「クエリー設定」です。 A)単一テーブルを利用する ひとつのテーブルデータだけで作成する場合は、テーブル設定になります。事例でも、上記「売上納品データテーブル」だけで作れる場合は、このテーブルを設定すればOKですが、さらに、全部のデータを対象にする場合でなければなりません。 一部の月を対象にするなどはできません。 ただ、実際には、一つのテーブルのみで、レポートが作成される場合はすくないですよね。特にアクセスの場合、複数のテーブルにデータを分散して持つのが特徴ですから。 したがって、現実的には、次の、クエリーを使って、データを選別することになりますが、データが多い場合、複雑なクエリーになって負荷が大きい場合など、一旦テーブルに落とす方法をとります。 ? クエリーが複雑になり、エラーが出やすいとき ? クエリーでの組み合わせが難しいとき ? 選択条件が、多層になるとき 他にも、あると思いますが、このような場合は、レポートに必要な項目のワークテーブル(レポート表示専用)を作成して、あらかじめレポート作成前処理として、必要なデータをこのワークテーブルに移しておいてから、ワークテーブルをレコードソースにするレポートを作成 します。 結果として、一つのテーブルを元に作成されるレポートということになります。 B)クエリーを利用する これは、クエリーを、レコードソースとする方法です。クエリーの機能をすべて利用できるので。 ? データのつなぎ ? 選別 ? 分類 ? 並び替えができます? ここで、大きな注意事項ですが、クエリーを使うのだから、その全部の機能が使えそうですよね、でも使えないんです。使えないというより、機能しないんです。 たとえば、日付順に並び替えるクエリーでも、レポートでは、並ばないこともあります。これには、ずいぶん泣かされました。並んだり並ばなかったりと不安定で、客先にも説明がつかないことがありました。 でも、これは、知識不足だったのです。つまりレポートの「並び替え/グループ化」機能のほうが、クエリーより高いということなのでした。 いくら、クエリーで日付順にしても、レポートの「並び替え/グループ化」で、月別になっていたら、月では並びますが、日付順には必ずしもなりません。ということです。 ● クエリーで有効になる条件は、抽出条件のみです。 したがって、並び替え、分類などは、殆どレポートの機能によって、設定していくことになります。その場所が。レポートの「並び替え/グループ化」にあります。 次回は、その操作を説明します。 ▲レポートの分類計算機能の活用(2) |
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